今年度の本校の授業研究テーマ「聴き合う ~ペア・グループの学びを支える教師のあり方~」の具現のために、教室では、ペア学習、グループ学習が取り入れられています。課題の解決に向けて子どもが主体的に友だちと関わり合い、聴き合う。そんな学びを目指しています。
9月29日(月)には、5月に引き続き上越教育大学教授の桐生徹先生をお迎えし、授業公開と授業研究会を行いました。
6年2組では、「クラムボンって何?」という問いの解決に向けて、12月の場面を読み、叙述にこだわって場面の様子を思い浮かべました。
3年2組では、「写真の様子が伝わるような文を書こう」というめあての達成に向けて、主語と述語のみの文に修飾語を加え、詳しく分かりやすい文を書きました。
どちらの授業も、ペアやグループで友だちと関わる場面があり、考えの広がりや深まりが見られました。
桐生先生からは、あらためてペア・グループ学習、協働の場面づくりの大切さに触れていただきながら、さらに次の点についても教えていただきました。
〇協働の場面では「自律性・有能感・関係性」を満たすこと ・学ぶ対象に意味や面白さがあること ・「なぜ学ぶのか」を理解し、自分に関連づけられること ・自分でやり方や手順を選べること →結果、内発的動機づけが高まり、主体的な学びが育つ |